図画工作科

図画工作科の目標

  1.  つくる楽しさ・喜びを⼤切に育む

取り組み

  • ⼦どもたちは、絵を描いたり、ものをつくったりすることが⼤好きです。
    好きだから楽しい!楽しいから好き!
    そんな、つくる楽しさや⾃らの思いをかたちにする喜びを、⼿の確かな触感とともに⼤切に育み、伸ばしていきたいと考えています。

イメージに遊ぶ

子どもたちの持つ、とらわれることのない瑞々しい感性や奔放な発想。
楽しい!と感じることで、その発想はさらなる広がりを見せてくれます。
創造力あふれる心豊かな作品となるような題材、遊び心をもって楽しみながらつくることができる自由な雰囲気を、何よりも大切にしています。

1年「ひとつめおばけ」

2年「もちもちの⽊」

3年「カラフルもようのいきものたち」

4年「⾏ってみたい、住んでみたいお城」

5年「つながる絵」

6年「空想の世界を広げて」

自然を感じる

春、全校児童が参加して⾏われる写⽣会。 やわらかな新緑の中で爽やかな⾵を感じながら、1・2年⽣はこいのぼりがはためく初等科校庭で、3〜6年は⾃然あふれる新宿御苑で、スケッチブックに向かいます。
1年⽣から6年⽣へと⾃然を⾒つめる眼、その表現⼒の成⻑には、感⼼させられるばかりです。

1年

2年

3年

4年

5年

6年

素材に親しむ

さまざまな素材や表現法を体験することは、⼦どもたちにとって新鮮な喜びであり、新たな発想の源ともなります。 初等科では、紙とクレヨン・⽔彩に始まって、粘⼟での造形・陶芸作品、かんなやのこぎり、電動⼯具を使っての⽊⼯作はもちろんのこと、既成の造形材料にとどまることなく、⾝の回りのいろいろなものを素材としてとりあげるよう努めています。
⾃ら拾い集めてきた⽯をすりつぶしてつくった顔料を絵の具として使った作品や、学校で育てたタデ藍の葉の染め物など、⾃然の持つ美しい⾊あいを⾝をもって体験しています。

⼿づくり⽯絵の具

やきもの

タデ藍 たたき染め

鉋(かんな)をひく5年⽣

様々な表現に触れる

完成した作品を展示し、観賞することも大切です。
主な発表の場として、6月の全校参観日、11月の初等科祭があります。さらに、1月に松屋銀座で開催される東京私立小学校児童作品展「ほら、できたよ」では、1年生も6年生も全員がひとつのテーマで取り組んだ作品を展示しています。
多くの方々に作品を見ていただくことは、子どもたちにとって大きな励みとなります。
また、それぞれに異なる作品を観賞し、互いの個性を認めあうことで、貴重な学びの場ともなっています。

初等科祭

1年

2年

3年

4年

5年

6年

東京私立小学校児童作品展「ほら、できたよ」松屋銀座

第35回展「第35回 ほら、おめでとう!」1〜6年⽣
全校児童共同作品

1年「紅⽩おもちカップから」

2年「まねき〇〇」

3年「まよけおに」

4年「ひょうたんから〇〇」

5年「動物七福神」

6年「⽔引リース」

教科をこえて

⾃分でつくった作品には愛着がわきます。つくった作品を他の教科の授業で使⽤し、⾃分の作品を存分に味わうこともまた、作品づくりの楽しい⼀⾯です。
1年⽣では、切り紙の単元で⿂のおもちゃをつくり、その作品を使って体育の⽔泳授業で⽔遊びをします。⽔が苦⼿な⼦どもも、⾃分のお気に⼊りの作品と遊ぶことで、自然と⽔と仲良くなっていきます。
5年⽣では、⽊⼯道具を扱う単元で⽊と釘で⼩さな⼈形をつくります。⼈形を⾃分に⾒⽴てて、コマ撮りアニメをつくります。そのデータを、情報の授業でプログラミングの技術を使って音楽をつけるなどさらに加工をして楽しみます。
このように、図⼯の教科の中にとどまらず、⼦どもの⽣活全てを通して、⼼からものづくりを楽しめる取り組みをしています。

1年「さかなのおもちゃ」
体育⽔泳授業で使⽤

2年「〇〇だるま」
⽣活科 ⽇本⽂化の学びとの合作

4年 ハンドベル
⾳楽授業で使⽤

5年 ⽊のキャラクターカクカクくん
情報授業プログラミングで使⽤

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