学習院大学 法学部 | 法学科|政治学科

究める法科大学院Law School

教えて! ロースクールってどんなところ?
教えて! ロースクールってどんなところ?

法科大学院へ潜入取材

教えて! ロースクールって
どんなところ?

鈴木 私は学習院大学法学部法学科を卒業して、法科大学院に進みました。法学既修者のため2年次からの入学です。そもそも法曹を目指したきっかけは、小学生の時に再放送で見た『HERO』(フジテレビ系)や『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)などのドラマの影響です。大学入学時には、法科大学院に進むことを想定していたため、1年時から成績を意識し、3年次までに卒業可能単位をすべて取得して、大学院進学をしました。

篠田 私は2000 年に司法試験に合格し、2001 年に弁護士登録。その後、アメリカで2つのロースクールに行き、2州の弁護士資格を取得しています。
 事業再生・倒産、訴訟等の紛争解決、企業間取引などの分野を専門としている、いわゆる実務家教員で、法科大学院では、民事訴訟実務、倒産法などにまつわる授業を週4コマ担当しています。

鈴木 学習院の法科大学院は1学年30 人までの少人数制です。授業後に質問しに行き、その場では明確な答えが出なくても、後からメールで補足してくれるなど、丁寧にフィードバックしてもらえます。ひとりでの勉強は辛いこともありますが、先生方とのやりとりでかなり救われました。

篠田 少人数教育を実践している他、各学生の担任を教授が受け持つ制度があり、学生と個別面談もしますので、かなり手厚いケアが出来ていると思います。
 教授間で各学生の状況について情報共有もしていますので、各教授は、関係する学生の顔と名前、それぞれの状況や課題などを把握できています。

鈴木 私の場合は、同級生7~8人と自主ゼミを組み、頻繁に集まって議論していたこともあり、楽しく勉強を継続できたと思います。学習院のキャンパスは勉強できるスペースがたくさんあります。法科大学院にも自習スペースが確保されており、色々な場所で勉強できることもメリットの一つです。

篠田 法科大学院では、学生が司法試験の合格を目指しており、そのための勉強方法についての相談をよく受けますし、更にその先の進路、例えば、裁判官、検察官、弁護士それぞれの仕事や、執務することになる法律事務所の選択などの相談を受けることもあります。そのような進路選択に役立つプログラムも複数ありますし、実務家教員が自らの経験を踏まえて助言できることも多いですね。