学習院大学 法学部 | 法学科|政治学科

学ぶ在学生からのメッセージMessages from Students

♥ 印象に残っている講義
国際政治:予測可能性が低くダイナミック。理論だけで測れない現実政治の面白さに惹かれました。
♥ お気に入りスポット
血洗いの池:学習院には都心とは思えない自然環境があるのも魅力。池での生物観察も楽しいです。

すべてが地続きになるのが政治学科での幅広い学び

 学習院大学法学部の政治学科には、「政治学」という言葉から想定される多様な科目が開設されており、自分の興味関心の赴くままに学べるのが大きな魅力だと思います。
 私はもともと高校での政治経済の授業で、国際政治や安全保障に興味を持ち政治学科に進みましたが、大学で公共政策や社会学なども勉強してみて、異なる分野の科目でもどこかにつながりがあり、学びは地続きであるということを実感しています。
 その一方で、私は子供の頃からコンピュータが好きで、今も趣味で簡単なスマホアプリやウェブサービスを作っています。政治学科には「特殊講義(インターネットと公共性)」や「メディア政策論」といった、テクノロジーやメディアと政治に関する科目もそろっており、コンピュータに興味を持つ私にはぴったりの学科でした。関連して、現在はヨーロッパ政治史が専門の飯田芳弘教授のゼミで、EUにおけるテクノロジーに関連する法律について研究報告を行うための準備を進めています。ゼミは発表とレポートを通して、自分の考えや研究内容について裏付けをとりながら論理的に説明する力を磨く場でもあり、このスキルは将来、社会に出ても役立てていけると思っています。
 一般的にいって、政治学は複雑化する社会を理解するという意味でも、役に立つ学問だと思います。グローバル化が進み国家の垣根が低くなっている今、政治は国内の問題としてだけではなく、様々なスケールや観点で捉える必要があります。そしてその視点の持ち方は、“多様性”や共同体意識が希薄な“個人化”の時代を生き抜くための考え方につながるはずであり、いま政治学を学ぶことの意義はとても大きいと思います。