学習院大学 法学部 | 法学科|政治学科

学ぶ在学生からのメッセージMessages from Students

♥ 印象に残っている講義
民事訴訟法演習:教授に恵まれ難解な法律でも理解できました。弁護士になったら強みにできそう。
♥ お気に入りスポット
西門からの通り:学校に来たら必ず通る道。春は桜、秋は紅葉と四季折々の風情を感じられます

裁判傍聴をきっかけに強まった弁護士への思い

 高校時代にリーガルサスペンスドラマ『グッドワイフ』で弁護士の仕事ぶりを見て「かっこいい」と憧れました。法学科に進んだのはその影響が大きいかもしれません。
 しかし2年生の春には、コロナの影響で大学の講義のほとんどが録画授業のオンデマンド形式に。最初は戸惑いもありましたが、実際に始まってみると自分のペースで講義を受けられたり、理解できるまで何度も繰り返し見られたりと、メリットも多いことに気づきました。対面でなくても講義の質がまったく変わらないと感じられたのは、素晴らしい教授陣のおかげだと思います。法学科には法学界で著名な教授も多く、日頃から私たち学生にも難しいテーマをわかりやすく説明してくださいますから。
 私は長谷部由起子教授のゼミで「民事訴訟法」を学んでいます。この法律は民事事件に関する裁判の手続きの進め方などを決めるもので、正直かなり複雑かつ難解です。ともすれば苦手意識を抱いてしまいがちですが、先生はわからないことがあると都度教えてくださり、ゼミ生同士で発表を行う主体的な授業スタイルも手伝って興味を持って学べています。授業の中では裁判所を訪れて実際の裁判を傍聴する機会もありました。個人が企業に対して不法行為に基づく損害賠償を求める裁判を傍聴しましたが、それを見て改めて弱い立場の人の役に立てる弁護士になりたい、という気持ちを強くしました。弁護士になれば民事訴訟法は避けて通れない法律なので、学生時代に長谷部教授のゼミで理解を深められたのは幸運でした。
 卒業後は学習院大学法科大学院に進学し、司法試験に向けての準備を進めます。憧れの弁護士になれるよう優秀な教授たちの元でいっそう勉強に励むつもりです。