学習院大学 法学部 | 法学科|政治学科

学ぶ在学生からのメッセージMessages from Students

♥ 印象に残っている講義
南アジア政治:インド政治をテーマにニュースを発表する中で、掘り下げて考える力がつきました。
♥ お気に入りスポット
法経図書センター:静かで席数も豊富。空き時間にも、集中して課題を進めることができます。

先生に教わったのは、間違いを恐れないという姿勢です

 海外で仕事をしていた祖父の影響で、幼少期から外国や国際問題に関心があり、高校時代は模擬国連活動に没頭していました。政治学科に進学したのはミャンマーのロヒンギャ問題に興味をもち、国際政治を学びたいと思ったからです。
 現代の複雑化する国際情勢を理解するには、より多様な国家への理解が必要になります。その点、学習院大学の政治学科には、東南アジア、南アジア、バルト・東欧など、世界の様々な地域に特化した地域研究の講義が揃っているのが魅力でした。現在は磯崎典世教授のゼミに所属し、東アジア、東南アジア政治について学んでいます。
 地域研究の講義として履修した「南アジア政治」ではニュースを題材にトピックの問題点や原因を分析し、1〜2分という限られた時間内で端的に説明する力がつきました。たとえ論点がずれていても、先生はそれを否定することなく、問題の本質を理解する手助けをしてくださいます。発表する時はミスしてはいけないと気負いがちですが、「教室は間違うところ」との先生のアドバイスもあり、失敗を糧に成長することも学べました。
 卒業後は国際的な仕事がしたいという夢があり、学習院大学キャリアセンター主催の「ベトナムインターンシップ研修」にも参加しました。実際に現地を訪れ、そこで働く日本人の方々にお会いして話を伺ううちに、漠然とした夢だったものが、海外でどのように働きたいのか具体的なイメージを伴うようになりました。
 将来は海外にも拠点を構える国際的な企業で働きたいと考えています。経済の裏には必ず政治の動きがあり、ビジネスと政治は無関係ではありません。政治学科で身につけた、各国の政治的背景に関する知識や、ニュースの分析力を生かした働き方ができればと思っています。